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インド・ブッダガヤの小学校でサンバ [Samba演奏]

#一部写真追加しました。(1/27)

経済発展が著しいと報じられるインドですが、貧富の差は益々激しくなる一方です。社会保障制度や義務教育が行き届いた先進国では最低限の生活が保証され且つそれなりの努力をすれば希望する職種につける可能性がありますが、インドでは依然としてカースト制度は続いており、貧困層は適切な医療も受けられず勉強したくても学校に通えないばかりかその日の暮らしすらままならず、職業選択の可能性がゼロに等しいのが実情です。

そんな中で、貧しい子供達が無料で勉強出来る学校を作った青年達がいます。
下記リンクをご覧下さい。(インド旅行記)
http://sinsei777.blog34.fc2.com/blog-entry-380.html
 
そして私達ですが、1/15(火)インド・ブッダガヤの「ミネハハ ヘルピング フリー エデュケーション センター」(インド旅行記に記載の無料小学校)の開校一周年記念式典にて、横浜のサンバチーム Saude (サウーヂ http://gressaude.com/rj/) の有志メンバーと一緒にサンバのパフォーマンスを行いました。

そもそもの始まりは、昨年5月に Saude のダンサーの c さんが単身でインド旅行中にこの学校の創設者のディップさんと知り合い、学校を訪問して子供達と交流をもったことでした。ディップさんは昨年7 月にも横浜でのSaude全体練習を訪れ、参加を呼びかけました。
そして集まったダンサーさんが5名(アミーゴス・カリエンテスから1名、ルアウx3 から1名、Saude から3名)、ダンサーさんのお連れさんがサポートとして 1名、バテリアが私を含めSaudeから 4 名で、計10名のグループが出来ました。
子供達に振ってもらうガンザ(いわゆるシェーカー)を用意することになり、ゆうこりんさんが富士フィルムにかけあってフィルムケースを200個無料提供して頂くことになったので、これにビーズ等を入れてガンザを作り、持って行くことにしました。限られた時間の中で数回の打ち合わせ・練習を行い、なんとか子供達に楽しんで貰えそうな構成になり、出発日を迎えました。

(全部書ききれませんので端折ります _o_) 
1/12 成田発 11:00(JL-471)/17:30着 デリー泊 
1/13 デリー発 (IC-806)10:05/11:20 バラナシ着、泊
 
夜明けのガンガー(ガンジス川)

 
1/14 バラナシ発(朝日見学後、朝食)車で移動 道中昼食 ブッダガヤ着、泊 (TAJ DARBAR)

長い道中でしたが、最後は畦道を歩き、やっと学校に辿り着きました。学校の職員も子供達も、皆誠実で礼儀正しく笑顔が素敵な人達でした。子供達の目、笑顔は輝いていました。
仮設の舞台、PAが組まれ、暗くなるまで打ち合わせを行いました。

写真提供:れれさん

1/15 9:00〜15:00 パーティー@学校&観光

学校に向かう途中、村の方々が歓迎のパレードをしてくれました。なんと、4名の管楽器隊と6名のバテリア(打楽器隊)がいて、マルシャ、フォホーっぽい楽器編成で驚きました。彼らの楽器も私達の楽器も、源流を辿ると同じところに行き着く筈で、まるで生き別れの兄弟に再会したような気持ちになりました。何よりも、トルコを源流とする打楽器『ザブンバ』が要になっており、粗野ながらもパワフル且つ独特のグルーブ感を出していました。打楽器隊、村の方々、子供達と一緒に学校まで歩き、まるでブラジルのフェスタ・デ・インテリオール(田舎の祭り)そのものでした。

 
子供達の歓迎のダンス、ディップさん、ミネハハさんのご挨拶、タブラ演奏&ダンス等、プログラムが進みました。

さて、私達の出番です。
ゆうこりんさんによるガンザレッスン、楽器紹介、簡単なステップレッスン、サンバ演奏&ダンス(曲:Argumento, Exaltacao a Mangueira, E Hoje, 2007Saude)etc. 約40分のパフォーマンスを行いました。





写真提供: c さん

全プログラムが終わった後、舞台で前記のバテリアが演奏すると共に、子供達と私達は延々踊り狂っておりました。抱き上げて「高い高〜い」をしてあげるだけで、子供達はめちゃくちゃ喜んではしゃぎ回ってくれるので、楽しくてしょうがないのです。こんな経験は全く初めてでした。

1/16 4時、パトナへ。パトナ発09:05(410) / 10:30 デリー着。市内観光。デリー発19:50発
1/17 06:45 成田着
 
 
楽しいことばかりかというとそうではなく、貧困に喘ぐ人達の現実もまざまざと見せつけられ、ぬるま湯ニッポン人の我々は言葉を失う場面も沢山ありました。
その場その場で僅かなお金をあげることで一食くらいは助けられるかも知れないですが、明日からはまた相変わらずで何も解決しません。本当に必要なことは、かりそめの恵みではなく「貧困層が自立するためのシステム(教育、医療etc.)づくり」で、ディップさん達の活動はまさにそれを目指しています。一方的に海外から物を貰うのではなく、インド人自身が主体となって活動していくということ、私はそこに共感して今回の参加を決めました。
 
ディップさんは私に言いました。「カースト制度を無くしたい。誰にでもチャンスがある社会にしたいんだ」
 
何十年、何百年かかるか判りませんが、彼らの活動が実を結び、そして全土に広がる日が訪れることを願っています。音楽と笑顔は、国境、言葉、肌の違いを越えることを改めて確信しました。これからも少しでも彼らの力になれればと思います。


そういえば、イルコモンズさんのブログに書かれていた教会の牧師さんの言葉を思い出しました。
 
「神はいつも思いもよらぬところに、そのしるしを見せます。そして、
神はつねに人の手助けを必要とする子どもの姿であらわれます。」
 
私は無神論者なのでどの宗教の信者でもないですが、今回の旅を通してこの言葉が伝えたいことを少しでも判った気がします。これから彼らの為に何が出来るか、ゆっくり考えてみます。


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コメント 9

T☆I 

素晴らしいですね~
「音楽と笑顔は、国境、言葉、肌の違いを越えることを改めて確信しました」

音楽の力で笑顔がいっぱいの世界になればと感じました。
by T☆I  (2008-01-26 00:33) 

nexus_6

T☆Iさん、ありがとうございます。
サンバをやっていて本当に良かったと、時々思います。
by nexus_6 (2008-01-26 08:41) 

丹下段平

貴重な体験をされましたね。音楽は言語、宗教、国境、あらゆるものを超越しますね。素晴らしい!
by 丹下段平 (2008-02-06 03:04) 

nexus_6

丹下段平さん、コメントありがとうございます。
映画評、楽しく読ませて頂いております。
by nexus_6 (2008-02-06 23:21) 

nexus_6

deacon_blueさん、はなれざるさん、nice ありがとうございます。
by nexus_6 (2008-02-07 23:10) 

nexus_6

さとふみさん、ありがとうございます。
by nexus_6 (2008-12-06 09:27) 

ナマステ

色々ミネハハさんの学校の事で最近耳にします。
創立者のインド人。ダルさん。彼の詐欺とも言える寄付金集めの手段には言葉を失います。

第2校目を立ち上げている場合なのでしょうか?
第1校がまだ2年も経っていない中の進行はNPO法人の活動にはふさわしいのでしょうか?
しっかり、最初の学校から卒業生を見届け、就職先を確保したのでしょうか?
素人のやり方ですと一番苦しむのは学校に通う子供たちだと思えます。

私は、決してあなた方の活動方法には賛同できません。
ミネハハさんの営業促進ツールになっている学校には支援しません。
by ナマステ (2008-12-08 22:51) 

nexus_6

ナマステさん、ありがとうございます。
学校運営の方法等いろんな試行錯誤や行き届かない事はあると思います。また、話が一人歩きして誤解を招くこともあると思います。何が最善の方法なのか、私にも判りません。
ただ、今現在も現地には勉強したい子供達が沢山居ます。そのために僅かでも何か出来ることがある筈です。ナマステさんには納得のいく方法で彼らを支援して頂ければと思います。
by nexus_6 (2008-12-09 00:22) 

ミネハハヘルピング

ナマステ様

NPO法人ミネハハヘルピングでございます。
この度は、インドの子どもたちのことを一番に考え、
活動を推進するための
ご提案・ご忠告を頂きまして、誠に有難く
感謝申し上げます。

ダルの詐欺ともいえる寄付金集めの手段とは、
どのような行為を指しているのか
わかりかねますが、
この団体は、インドでもNPO法人として登録されており、
インドの法律により、
学校への寄付金は1ルピーも個人が使うことはできません。
そして、ダル自身も私財を投じて学校を運営してきたことも
申し上げておきます。

今、第2校目、3校目を立ち上げましたのは、そこに
学校へ通いたいと願いながらも、
労働に従事している子どもたちが
何百人といたからです。
余裕ができてから、助けようと思って先延ばしにしていたのでは、
子どもたちはすぐ年を重ねてしまいます。
今、お腹をすかせて倒れた子に、
食べ物を与えず、自分たちがお腹いっぱいになってからにしよう、
余分があれば与えようと思っているうちに、
その子は死んでしまうでしょう。
今、助けを必要としている子どもたちに出会ったなら、
今、手を差し伸べる。
それが、私どもが第2校目、3校目を開校した理由です。

ナマステ様のご忠告のお陰で、
私どもの活動を改善し、より良いものとする
素晴らしいきっかけとなりました。
深く御礼申し上げます。
ご不明な点がございましたら
下記連絡先まで直接
ご連絡くださいますよう
お願い申し上げます。

また、このような貴重な場をお借りし、
私どもも勉強させていただくことができました。
ブログ管理者様には心より感謝申し上げます。
ありがとうございます。

インドの子どもたちにとって、
すべての人々にとって、
より良い世界となりますよう、
志を高く持って全力を尽くしてまいります。
皆様とご縁を頂きましたことに
心より感謝申し上げます。

NPO法人ミネハハヘルピング
〒145-0071
東京都大田区田園調布1-30-8-403
TEL 03-3722-8940
info@minehaha.com

by ミネハハヘルピング (2008-12-21 11:07) 

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