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脱原発への転機となるか [Life]

何をどう書いたらよいのか判らず、未整理且つ辛辣な書き方で済みません。

私だけではないと思いますが、3/11以来、被災地のことが頭から離れません。被災された方々、救援活動をされている方々、そして今この瞬間にも原発の危機に立ち向かわれている方々のことを思うと、何と言葉にすればよいのか判りません。何も出来ないことが歯がゆく、逆に被災された方々の「自分よりもっと厳しく辛い状況の方々が居る」という気丈な言葉に力を貰っている有様です。

戦後最大の国難ともいうべき状況を目の当たりにして、私達は誰一人として目を背けてはなりません。今回の尊い犠牲は取り戻せませんが、未来の為に変革すること、価値観を変える機会を与えられたと受け止めます。そう思わないと、まったくやりきれません。

直撃を免れた地域の者としては、日々働き税金を収め、浪費を控え、そして可能な範囲で義援金や物資を送るしかありません。そして、国全体の力を被災地へ注がなくてはならない現在、新たな被災地、被災者を出さないようにするにはどうすれば良いかを考える必要があります。

いつ起こるとも知れない巨大地震と津波による未曾有の天災。自然の力を前に人間の力は余りにも小さく、避けることは出来ませんが、被害を最小限にするためにはどうすればよいか。その大きな課題の一つが二次災害、人災を避けること、つまり原発事故を避けることです。完全に放射性物質をコントロールする科学力を持たない限り、最終的には脱原発しかありません。

昨年までの日常は、どうだったでしょう?
夏は40度に迫る日でも、カーディガンを羽織らないと過ごせないほど冷えたオフィス。
冬は氷点下の日でも、半袖でないと汗ばむような店舗。
深夜に煌々と輝くネオン街、数十メートル毎に乱立するコンビニエンスストアー。

こんなことはどう考えてもおかしい、と思いながら、そのままにして来ました。
まるで浪費が繁栄の証しであるかのように。
ともすれば、途方も無い代償を支払うことになると知りながら。

今回の事故で責められるべきは安全への配慮を怠った東京電力だけではありません。危険性に目を閉じてきた原発関連企業、そして国策として原発を推進してきた政府、そしてそれを許してきた私達国民です。

チェルノブイリの事故の翌年、発売中止の憂き目にあったタイマーズの Summer Time Blues、Love Me Tender の歌詞が、今更ながら重く響きます。



すまん、キヨシロー。あなたの警告を封じ込めようとしたこの国は、ついにこんなことになってしまった。


今年の夏は電力供給不足が決定的と言われていますが、
原発が無くても暮らして行けるところまで生活水準が下がったとしても、安全が一番だ
ということを示せるか否か、今、国民の意識が問われています。

浪費を控えるのは勿論ですが、特に夏は医療目的以外のクーラーは控えましょう。
昨年の夏は記録的猛暑と言われましたが、私は自宅のクーラーは一度も使わずに過ごしました。やせ我慢ではなく「クーラー無しでは過ごせないようにはなりたくない」「身体にもよくない」という理由だったのですが、ともあれ、やれないことではありません。

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ふと、映画「ゴジラ」('54) のラストでの山根博士(志村喬)の台詞を思い出しました。

「あのゴジラが最後の一匹だとは思えない。もし、水爆実験が続けて行われるとしたら、あのゴジラの同類が、また世界のどこかへ現れてくるかも知れない」


福島第一原発の事故が例外だとは思えない。 もし、原子力発電が続けて行われるとしたら、 また世界のどこかで悲惨な事故が繰り返されるかも知れない。

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敗戦後の焼け跡からの復興は、今のおじいちゃんおばあちゃん方が一生懸命頑張ったからです。私達は繁栄を享受しましたが、自分達ばかりかこれからの世代にまで被曝の危機に晒すことになってしまいました。ヒロシマ、ナガサキ、第五福竜丸の悲劇を知っていながら、何故日本は原発を推進するのか、外国から見ると不思議でしょうがないでしょう。
こうなった以上、現地の方々には申し訳無いですが、こう言わざる得ないです。

ノーモア フクシマ。

脱原発が実現出来るか否かは、私達次第です。

タグ:地震 原発
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コメント 4

moz

未曾有の地震、津波による被害、そして原発の放射性物質・・・。
どうしてこんなにひどいことに・・・、日本ってどうしてこんなにひどい目にあってしまうのでしょう。被災地は瓦礫の山のままだし、いまだに行方不明の方たちは数え切れません。ほんとに、日本という国が滅んでしまわないように・・・みんなで力を出し合わないと、経済的にも大変なことになってしまいます。精一杯頑張って働かないと。
CO2とかの問題はありますが、原発は安全でないことは証明されてしまいました。万全の安全性のないものをほうっておくことはできませんね。次世代のものがあるならそれを急いで開発し、その間はなるべく省エネで行くしかないですね。
今年の夏は暑くなりそうです。でも、クーラーを使わないとヒートアイランドはないだろうから、そんなにひどくはならないかも・・・。
by moz (2011-04-05 16:51) 

nexus_6

mozさん、コメント&niceありがとうございます。
夏場はクーラーの使用を控えれば、都心ではヒートアイランド現象が無くなって結構過ごし易くなる気がします。もっとも、アスファルトやコンクリートをはがして土を露出させる必要もありますが。
by nexus_6 (2011-04-07 15:12) 

SpeedBird

完全に安全なるものはそもそも何一つ無いのですが......絶対安全と
言わねばならなかった?背景も掘り起こさなければなりませんね。



by SpeedBird (2011-04-12 23:40) 

nexus_6

SpeedBirdさん、nice&コメントありがとうございます。
原発を建てたがった人々が居た訳ですね。
その理由は電源の確保のためではなく...
by nexus_6 (2011-04-15 00:43) 

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